アセスメントって・・・・
私のようなエセ介護支援専門員にとってケアプランの書類整備は実に面倒で退屈なものなのですが、その中でも特にきついのが「支援経過」と「アセスメント」です。「支援経過」については以前書きましたが、日記みたいなもので、筆不精な私は、つい後延ばしにしてしまい溜まってしまうのでほんと厄介です。
もう一つの「アセスメント」の方ですが、これ「課題分析」とも言って本来ケアマネジメントの要になる大切な作業なんだそうです。まあ、平たく言うと利用者の状態を把握し、「ニーズ」なるものを導き出してプラン作りに役立てるもので、ケアマネジメントの屋台骨の部分でございます。ところが天邪鬼の私はこんなもので利用者の事なんて解かる筈ないと思ってるもんだからこの作業にまったく力が入りません。
「ニーズ」って何でしょうね。介護保険は自立生活を目標に置いた制度なので、自立できるための援助が全てと言えます。例えば風呂に入れない人がいれば、当然風呂に入る事を援助しますが、同時にどうやったら一人で風呂に入れるかも念頭に置く必要があります。極端に言えば本人が必死になって風呂に一人で入れるよう指導していく訳です。
ところが利用者の要望は必ずしも自立生活ではありません。要望を「デマンド」と言いますが、先の例だと安楽に風呂に入れれば良い訳で、そこまでして一人で入りたいなんて思っちゃいない事が多いですよね。でも、介護保険では「ニーズ」を最重要視します。「ニーズ」が正しい事を利用者に気づかせろって・・・・だから嫌でもリハビリを勧めたり、援助も必要最小限に止めようとします。
さて、利用者を知るために情報を聞き取る事は必要です。その為の様式も必要でしょう。でもそれがあの「アセスメント」である必要があるのか、というとどうもピンときません。ちなみに私が使ってるのは今時MDS-HCですが、正直なところ「アセスメント」からケアプランを導き出したことなんか一度もありません。大抵ケアプランを作った後に「アセスメント」を作ってます。「ニーズ」を完全に無視したやり方とも言えます。
いや、真剣にケアマネジメントに取り組んでる人から見れば腹の立つ話かもしれませんがね。私は「デマンド」を重視しますよ。だって人って千差万別じゃないですか?自立生活が一括りに幸せであるはずがない!それより精一杯生きた高齢者との最後の関わりであるこの仕事だからこそ、本人の望みを最優先してあげたいじゃないですか。勿論、出来る範囲で、ですけどね。この考えと、やり方、変えるつもりはありませんよ~。
そもそも「アセスメント」がそんなに大切なら一つの書式に統一しろって言いたくなる。他者プランを引き継ぐときなんか書式が違うと苦労するしね。「アセスメント」が重要と言っておきながら書式すら決められない行政の態度は、責任の丸投げに見えちゃうんですが・・・・
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